2022年のテーマ「結んで つつんで 動き出そう。」
2021年は、働き方、学び方、生き方、考え方、これらの多様性が一層加速した1年だったのではないでしょうか。
ぽけっとの会では、2021年度も会員同士が実際に会う機会をほぼ設けられず、オンラインでできる活動が主な1年でした。
気になることは、このようなご時世で生まれた赤ちゃんや小さな子供の親御さんたちです。実際に会って交流するだけで不安を解消できることもありますので、会全体のそういう機会が少なかったことが残念。
また、この春に卒業する高校生たちも、社会に出る前の大きな節目の時に、学校や社会で経験できることが少なかったことで、寂しさや、漠然とした不安を抱いている方もいたのではないでしょうか。
2022年は通常に戻れるのではないかと、なんとなく…2022年のクリスマス会はリアルイベントでできるかもしれない…と淡い期待を抱いています。
また、私たちの支援者からも「支援したくても活動する場がない」「感染が不安なので場を作れない」と嘆きの声がちらほら聞こえていました。ぽけっとの会は、クリスマス会でNPO法人えがおさんさんのEFC(ボランティアチーム)のお世話になっています。
「2022年こそは!!」とみんなで念を送りましょう!
3月21日は国連が制定した「世界ダウン症の日」です。
2022年のJDSのテーマは、
「結んで つつんで 動き出そう。」
2022年の啓発ポスターの写真のコンセプトは「ダウン症のある人のスポーツ」。
詳細は世界ダウン症の日2022公式サイトをご覧ください。
さて、今年のチャリティーTシャツのイラストは「様々な履物」。21番目の履物に金メダルが描かれています。
ダウン症のある人たちの暮らしを周囲の人たちが温かく見守る様子、挑戦や社会参加に「ありがとう」を表す象徴として描かれています。
(「ダウン症の21番目の染色体が3本」にかけています)
Instagram #3本目のありがとうメダル 是非ご覧ください♪
ぽけっとの会では、今年のチャリティーTシャツを着て
「我が家、我が子の 金メダル」
をアピールしたいと思います!
2022年JDSアピール文
JDSは、毎年、ダウン症のある人たちがより暮らしやすい社会の実現を目指して、JDSからのアピール文を採択(発表)しています。
インクルージョンを知っていますか?
私たちが、みなと同じに、一緒に、遊び、学び、働き、くらすこと
当たり前のこと
ダウン症のある人だけでなく障害のある人もない人も
みんながくらしやすい社会にするために
どうしたらいいか一緒に考え行動しよう
日本中・世界中に「インクルージョン」というテーマが広まりましたが、私たちにとってのインクルージョンとは何かをあらためてアピールしています。
インクルージョンを考える時に、相手のことを知ろうとすることを忘れてはいけません。
いつも、どうしたらいいか“一緒に”考えること。
誰に対しても、相手を尊重して、一緒に考えられ、一緒に行動できる、そんな世界が広まることをぽけっとの会も願っています。