バディウォーク東京2017(2017/11/19)

ダウン症のあるひとたちと一緒に歩き、交流するイベント「バディウォーク東京2017」が11月19日に新宿で開催されました。
今年は過去最高の約1500名の参加者によるパレードとなりました。
開催地の新宿は、ぽけっとの会の地元でもあり多くのメンバーが参加しました。

主催:NPO法人アクセプションズ

バディウォークとは?

バディウォーク®はダウン症のある人と一緒に歩く、世界的なチャリティーウォーキングイベントです。
ダウン症への理解と受容(acceptance)、社会的な平等(inclusion)を促進することが目的で、NDSS【全米ダウン症協会】により1995年10月に「ダウン症啓蒙月間」の一環としてニューヨークで始められました。
バディウォーク®とは誰もが参加できる1マイル(約1.6km)の行進で、ダウン症者の能力をリスペクトする素晴らしく心あたたまるイベントです。ダウン症かそうでないかに関わらず、あらゆる方が参加可能なチャリティーイベントです
※バディーウォーク®はアメリカ合衆国およびその他の国における全米ダウン症協会(National Down Syndrome Society)の登録商標です。

新宿中央公園から都庁の周りを仲間たちと歩きました。休日ということもあり、都庁の周りは昨年開催の渋谷ほど歩いている人はいませんでしたが、観光バスの中から手を振って応援してくれる海外の方もいたりと、心温まる行進でした。
また、今年のパレードは障がいのない人の参加も多く昨年とは一味違ったものになりました。

今年のテーマは「インクルーシブ」

今年のバディウォークのテーマは「インクルーシブ」でした。
インクルーシブとは、「包括的な」「包み込む」という意味です。
ダウン症のある人が社会の中での共生することは、ぽけっとの会でも設立当時から先輩方が試行錯誤されているテーマでもあります。障がいのある人への理解が深まり、社会の中での関わりがより良くなることを願っています。

今年は吉住健一新宿区長がオープニングセレモニーで応援に来てくださいました。

ステージの司会ははダウン症のイケメンこと タレントのあべけん太さんとリオパラリンピックの閉会セレモニーでダンスを披露してくれた、峰尾紗季さん

さて、今年もバディウォーク東京ではステージで多くのダウン症のある方々とその仲間たち、家族たちも一緒に特技を披露しました。

こどもの城合唱団withミュージックパーク。今年はこどもの城合唱団も一緒に、元気で美しい歌声を新宿公園に響かせました。
恒例の子供とママの親子ダンス!今年も完璧なステージ衣装でママも挑みました。
子供たちも楽しそうにダンス!
イベントスタッフボラとして大活躍したぽけっとメンバーも!カステラが良く売れたようです!
ブラスバンドの音楽でチアリーディングとダウン症のあるキャラクターの「ニポ」も一緒に、仲間たちの都庁の周りをパレードしました。

今年もメディアでイベントの様子が取り上げられました。
共同通信ニュース
https://youtu.be/IrvQcwBckAo
イベントの様子(アクセプションズ)
https://acceptions.org/bw2017.html