第2回ふらっとサロン「オンライン就学報告相談会」(2020/8/9)

8月9日(日)に第2回ふらっとサロン「オンライン就学報告相談会」を開催しました。
幼児グループと小学生グループに加えて先輩にもご参加いただき、コロナ禍の就学活動についての報告と、再来年以降に就学を控えている方からも相談がありました。

コロナ禍の就学活動について

今まさに小学校の就学活動中の方からは、コロナ禍で例年と違う就学活動の報告がありました。
新宿区では5月の就学相談説明会が開催されず、例年は6月に行われる学校公開が中止になりました。まさに「Withコロナ」の生活様式の中、昨年就学活動をしたママが相談役になり早め早めの取り組みをされていました。

まさかこんな状況になるとは思わず…結果的に早めにやって良かった就学活動をご紹介します。

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  • 親の会の就学相談会に毎年参加して情報収集
  • 幼稚園年中さんの頃に、就学を希望する学校の運動会や学校公開の見学
  • 就学を希望する学校の様子を通っている先輩から聞いておく
  • 主治医の先生に判定用の診断書を書いていただく(コロナ禍で教育委員会のお医者様の診断に行かずに済みます。また、小さい頃から診ている先生の診断は安心できるメリットも。)
  • 放課後デイサービスの見学
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コロナ禍での就学活動のポイントは早め早めのリサーチをしておくことでした。
早めの活動が功を奏し、7月に教育委員会の集団観察会を終え、8月上旬に判定の連絡をいただきお母さんはホッとされていました。

ダウン症児の就学活動のポイント

「ダウン症児の就学活動」も多種多様です。
何が多種多様かというと、ダウン症という障がいの多様性、家庭環境、兄弟児の有無、親が子供に望む将来像、子供の性格、住んでいる地域性、これらをそれぞれ考慮して学校を選択します。
また、学校の校風もその年その年で違うこともあります。公立とはいえ校長先生によってカラーもあります。さらに、コロナ禍で教育を止めないために、今までにないことが教育現場では取り組まれています。そういった面も踏まえて学校を選ぶこともあるかもしれません。
加えて、コロナ禍で両親の働き方も多様になりました。テレワークができるようなら…もしかしたら学校の選択も地域を超えて多様になるかもしれません。
多様すぎて頭がパンクしそうな方もいるかもしれませんが…この状況をポジティブに捉える方もいるかもしれませんね。

今回のオンライン就学相談会はZoomで行いました。まだまだオンラインの課題は多いですが、コロナの状況が落ち着かない中でのコミュニケーションツールの1つとして、就学活動にもうまく活用していければよいかもしれません。

【第2回ふらっとサロン「オンライン就学報告相談会」(2020/8/9)】
日時:2020年8月9日
場所:オンライン